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2007/04/21更新


■INDEX



















百体観音巡り・・・12キロの道程
祢津の新張から地蔵峠を越えて、旧鹿沢温泉に行く間の山道(約12km)の脇には、一番から百番までいく種類かの観音様が、1町(約110m)ごとに祀られています。これを「百体観音石造町石」と言います。石仏は一体一体大きさも形も違い、10番ごとに大きく造られています。鹿沢の湯泉は大変、体を丈夫にするということで、昔から多くの人々の湯治場となっていました。この峠越えの険しい山道「湯道」を観音様を拝みながらそのお力にすがり、さらにお湯に入って体を丈夫にしようとしてつくられたものだそうです。


湯道百体観音〜旧鹿沢温泉
一番観音のある東部町新張から湯の丸高原地蔵峠を越え、旧鹿沢温泉に至る山道は通称「湯の道」と呼ばれ、その道の傍らには一町(約190m)毎に合計百体の石造観音が置かれている。これは町石(一町ごとの道程を示す道標)を兼ねており、旧鹿沢温泉へ湯治に通った往時の人たちの信仰の深さが忍ばれます。一番から百番まで、木立の中、渓流の傍に百様の表情を持って静かにたたずむ姿に訪れる者は思わず手を合わせることでしょう。素朴な変化の有るお顔は、大昔を忍ばずにはいられ感じします。言葉も発せずただ人々の旅の安全と、湯道の案内役として、沈黙を守り、何百年もひたすら立ち続けているお姿にただ、ただ、感謝の念がわくような気まします。合掌・・・。




        ■百番道しるべ観音・・・
昭和48年11月18日


長野県東御市(旧東部町)の一体を一番として嬬恋村鹿沢温泉までの峠の道すじに「石町・道しるべの意」として呼ばれ百体観音様が建てられいます。
この、観音様は「地蔵峠道しるべ観音」とも言われ旅の安全を祈り、道しるべの役目を果たすたものです。
この道しるべによって入湯客は随分助けられたものと思われます。
この「紅葉館」隣にある百番目「百番道しるべ観音」は東御市に安置されている「一番」と共に最も豪華な観音様です。
この観音様は千手観音・半肉立像で規模は総高242p有ります。
台座に「願主湯本中」と有る事から、寄進者は鹿沢温泉の人たちである事が分かります。
他の観音様の様に石材は安山岩で台座は六角円等型四重で、特に蓮華座の花弁の大きさな浮き彫り力に満ちています。


     

                                 嬬恋村教育委員会




■百体観音石造町石



指定年月日 昭和43年3月27「日
所在地  東御市大字弥津新張一帯
指定理由  湯道に道しるべとして造立された観音百体は貴重な民族資料で

■弥津の新張(みはり)から、旧鹿沢温泉(山の湯)まで約12qの間、人家のない山間の険しい湯道を観音様を拝みながら、観音にみちびかれて安全を温泉に至る事を願って観音様を建て湯治に通う人々の道しるべにしたもの。
たどり着く先が寺や神社でなく湯治場で、しかも多様な観音像であるところのこの町石の特色がある。

■この一番観音は百番観音は(百体中最大のもの)有名な石工、三沢伊兵衛の流をくむ高遠石工の山中き雲の作で有る事が刻銘でわかった。

■台石に「西国一番」と刻まれているのは、西国33ヶ所、坂東33ヶ所、秩父33ヶ所、合わせて100ヶ所の観音霊場を巡り功徳をつかんだ巡礼者が三霊場巡礼の功徳にすがり湯治の効能にあずかろうとした当時の人々が深い信仰によるものである。

■百体観音全て江戸末期から明治初期にかけて建てられたものである。
一番観音は地元新張の寄進に寄るのもの。

■同区の婦人の信仰は厚く毎年「19夜念仏」の祭りをおこなっている。

■険しい峠を越える12qの「湯道」の観音像を配置して、道行く人々を励まし、併せて霊場巡礼の功徳と湯治の効能にあずかろうとした発想には、卓抜なもんがあり、全国的にも例を見ない貴重な民族資料でもあります。

                                 東御市教育委員会




     


第一番 第十番 第二十番 第三十番
如意綸観音 聖観音 千手観音 千手観音
第四十番 第五十番 第六十番 第七十番
准胝観音 馬頭観音 如意輪観音 馬頭観音
第八十番 第九十番 第百番 第一番
聖観音 聖観音 千手観音 馬頭観音




百体観音マップ






詳しいマップはパート1

■百体観音MAPへ・


大昔の人は、この険しい山道(湯道)を観音様を拝み、目印にしこの湯道を通り、旅の安全を願い、温泉に疲れた体を癒し・・
再び温まった体で、山道を下りたのでしょうか。しかし今はいとも簡単に車でいける時代で大変便利になりました。昔の面影を忍びながらの散策は、たまには良い物ではないでしょうか・・。是非1度体験して頂きたいのですが・・。



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