標高1100Mの北軽井沢の美しい四季を詠む・・





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2008年 第51回北軽井沢句会 戻る




第51回北軽句会 平成20年1月16日(2008年)

新年句会 スナック・トマト

兼題 新年一般





元朝の正座する子ら真顔なり 岡村妃呂子
金色に山河の映ゆる御来光



ふるさとの大地の香り賀状受く 佐々木終吉
雪遊び転びて空の碧さかな



浅間嶺の白き稜線初鴉 清水一静
人の世話受けぬつもりの七日粥



冬うらら一行の詩に絆濃し 滝沢咲秀
あるがまま受け入れてをり初鏡








書初め筆新しく古稀迎ふ 湯本 巴
年賀状癖ある文字のなつかしく



縫初は八十路の友の色羽織 田村洋子
故郷とへだてなかりし初御空



富士を背に箱根に競ふ襷かな
柴山英人
波かぶり泣き出す子居る寒稽古



手作りの注連縄飾り息子待つ 内藤 徹
浅間嶺を仰ぐすがしさ初詣



冬ざれや達磨造りの風の町
山田公子
鯉の背に揺らぐ日輪冬ぬくし



時折に来ては物真似寒鴉
山田邦夫
凍土の大地に小石へばりおり



雪伏せの笹の濃みどり立ち上がる 柴山つぐ子
寒紅を卒寿の母に仄と刷く










■今月の句会・・・・
新しい年を迎えました。今年も宜しくお願い致します。健康で喜び多きお年で有ります様お祈り申しあげます。
遊び心満載の句会です。絆も細々ではありますが、
やわらかにあみこまれています。
●宿題です。
秋には丸5年になります。何か記念になる企画があればと思います。
追々考えてゆきましょう。

■次回は・・・
日時 2月21日(水)午後1:30分  10区事務所

■兼題 節分 かまくら 梅


              北軽井沢 つぐ子便り 柴山都久子記




2008/01/28 句会会員 佐々木終吉制作




TUGUKOAN KITAKARUIZAWAKUKAI           主催・柴山つぐ子 戻る