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2012年 第100回 北軽井沢句会 戻る




   




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第100回北軽句会 平成24年4月8日(2012年)

■柴山宅   午後1:30分

 兼題二句 桜餅 春の星 入学 当期雑詠 三句







北軽井沢の風景


浅間山



桜並木




桜並木



キャベツ野









春の星句会百回祝ひけり
実家とはこうも長閑に時流る



岡村妃呂子






春星や薄闇にあく貝の口
虚子旧居庭の碑つくし生ゆ
小林 好子






夕の鐘響くひととき花海棠  
大浅間高く掲げし春の星
佐々木終吉







春の星家族となりしハムスター
山里の梨の花咲く家に棲む
口紅の色に似て咲く芝桜
佐藤 かずえ













     
春泥や赤い長靴はずみけり 
お花見の提灯飾り待つ開花





佐藤  さゆり





 
     
     
母歌ふ詩吟聞きつつ桜餅  
大風に震えているか春の星












  山崎ちづ子 







残雪の浅間山にうかぶ逆さ馬
裏山の径に落ちゐる鹿の角
  土屋  佳
 
 
     
  
          






入学子呼ばれて母の顔を見る  
思い出はこんなものかも春の月

仏心と大書の軸や老いの春
滝沢 咲秀







はにかみて裾にまつはる入学子
をりをりの秘めごともあり桜餅










山田  鯉公
黄昏の浅間山に春の星灯る
鳥葬かと黄砂に鳶の舞ひゐるは

山田  礁






    
靴入れは母の手作り入園す 
蕗のたふ摘むよろこびを指先に
古草のよく燃ゆる日よ山の晴
柴山つぐ子
























★とてもささやかな、いつも風前の灯のような句会ではありましたがなんとか持ちこたえて句会百回目の誕生日を粛々と迎えることが出来ました。

日の出の勢いの眩しい結社、「銀漢」にも参入させていただき俳句の懐が今まで以上に深く広く暖かなものとなっています。主宰はじめ連衆の皆さまのご指導、ご厚情を頂きながらまた一歩を歩き始める所存です.
つぐ子



★次回は百回記念お泊り吟行を予定しています。
 日時 五月十三、四日(日、月)午前九時 柴山宅集合
 吟行地  小諸懐古園 虚子庵(昼食、句会)
 宿泊   ホテルグリーンプラザ (詳細は後日)
☆欠席投句は当期雑詠五句となります



★記念句集の発行
 5月末までに各自20句 コメント400字程度
 担当 土屋 桂 佐藤さゆり 佐藤かずえ
★会計岡村さんから会計報告がありました。引き続きお願いする
☆会員の住所録を作る 佐藤かずえさんにお願いする☆
  



◎俳句メモ第四回  推敲について(別添)


  渡辺水巴  明治15年―昭和21年

    庭すこし踏みて元日暮れにけり
    ぬかるみに夜風ひろごる朧かな
    日輪を送りて月の牡丹かな
    月見草離ればなれに夜明けたり

  阿波野青畝 明治32年―平成4年  

    さみだれのあまだればかり浮御堂
    探梅やみささぎどころたもとほり
    葛城の山懐に寝釈迦かな
    うつくしき芦火一つや暮の原

                   



4月の八王子の風景(湯殿川沿い)




湯殿川・94キロ・一番jきれいな桜




湯殿川・9キロ・一番jきれいな桜




かたくりの花・群生



花三椏・黄色




沈丁花










 

2012/4/15 句会々員・佐々木終吉制作




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