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2012年 第106回 北軽井沢句会 戻る




      




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第105回北軽句会 平成24年11月14日水(2012年)

場所柴山家

兼題二句 
冬はじめ 木枯 嚔  雑詠三句









北軽井沢の風景



























窓鳴らす浅間颪の一夜かな 
静まりし待合室の嚏かな







岡村妃呂子






一葉忌古き裁ち板へらの痕 
木枯や路地裏は日の逃げやすく

小林 好子






木枯や森のざわめき遠浅間
雪ほたる夕陽透かせて風の中


 

佐々木終吉







冬麗マリヤベールの子の涙
小春日の画描き多けり妙義山

佐藤 かずえ











     
よそいきの仕草が見える七五三 
稲を刈る父の姿の蘇る







佐藤  さゆり


膝を抱き木枯の声聴きてをり
火の消えし厨に夫の大嚏
お酉さまの通ひ宮司や花八つ手
  中津川あゆ
     
     




野仏の掌ひかる霜の朝 
嚏して手のひらひろげ嬰目覚む











  山崎ちづ子 







落葉径ふめば命の犇めけり 
呆けまじと日を拾ひ行く冬の道
吊るされて新巻き鮭の目が叫ぶ
  滝沢 咲秀
 
 
     
          


噴煙の千切れちぎれや空っ風
糧道の絶たれし城址萩枯るる
干菜浮く五右衛門風呂の湯治宿









山田   礁
曇天の間合ひの暮し日短
転び寝の夫の寝息の冬日向
すれ違ふ空似の母の冬帽子

山田 鯉公






    
慟哭の風化無きまま山眠る
            (御巣鷹山)

冬紅葉胎児名ある鎮魂碑
冬晴れや五千石碑の流麗に
          (高崎白衣観音)
柴山つぐ子
















★次回は十二月五日(水)午後六時半 玉船
 少し早いですが今年の納め句会です。一品持ち寄りとなります
 兼題 年用意 虎落笛 煤払 鍋一般 当期雑詠 三句


★寒さがいつもになく早く来ています。紅葉は朝夕の温度の違いで美しいものでした。これからの半年厳しい自然の中での暮し、充分気をつ
けながら、楽しみながらやって行きましょう。俳句の有る暮しがかなり日常となっている事を喜んでいます。つぐ子

★アラカルト★
 ○相模原の会員、中津川あゆさんから、一言 メッセージを頂きました。


 百回記念句文集(きたかる)を落手して   

会員ひとりひとりの心の籠もった冊子です。何か一つの事を成し得る
事、形にする事の素晴らしさ。家族をも、友人をも巻き込んで、、、、
熱き魂を揺さぶります。この「きたかる」の冊子を差し上げた友人 より、是非、わが句会も★記念誌を編みたいと★、目標にしたいと★
皆さんベタホメです。自分たちの句が、文章が印刷されますと不思議 と立派に見えるのかも。友人の手紙にダリアの花がありました。 因みにダリアの花言葉は(やったネ)です。      あゆ

                  (2012.11.19)





11月の八王子の風景


穭田




穭田




ブータンルリマツリ





山査子




珊瑚樹




ガマズミ



ハナミズキ




黄花コスモス




花柊


銀糸の水鏡




皇帝ダリア




実南天



花八つ手


ピラカンサス



百日紅紅葉




烏瓜




八王子国道20号線界隈






八王子国道20号線/甲州街道銀杏並木














甲州街道(国道20号線)の両側にある約770本の銀杏並木。
八王子追分町から高尾駅入り口までの4㎞の道を黄葉が綺麗に染まり街道を染めています。
      
               2012/11/21   撮影

八王子.甲州街道(国道20号線)は大33回いちょう祭り(11月17.18日)すごーーい人出でした。





 


2012/11/21 句会々員・佐々木終吉制作




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