TOP 35回 39回 40回 41回 42回 43回 44回 45回 46回
47回 48回 49回 50回 51回 52回 53回 54回 55回 56回
57回 58回 59回 60回 61回 62回 63回 64回 65回 66回
67回 68回 69回 70回 71回 72回 73回 74回 75回  76回 
77回  78回  79回 80回 81回  82回
 
83回  84回  85回  86回 
87回  88回
89回  90回  91回  92回  93回 94回  95回  96回
 
97回  98回  99回  100回   101回 102回  103回  番外編  104回  105回 
106回  107回  108回  109回  110回  111回  番外編  112回     


2013年 第111回 北軽井沢句会 戻る




 





第110回北軽句会 

平成25年4月14日(日) 午後4時 柴山宅 午後14時


兼題二句 桜餅 風船 林檎の花 当期雑詠三句

 













北軽井沢の風景

2013/4/20 PM8.00









 


悠久の水の流れや水芭蕉 
初つばめ牛のこゑ聞く里日和
ゴム風船子供電車の発車ベル
花りんご小流れに添ふ虚子の径







柴山つぐ子




   
穏やかな流れの淵や花山葵 
仙台さくら厳しさに耐え三歳かな(柴山庭)
花林檎数える程に咲き初める
  岡村妃呂子





   


 
 







 
     
紅椿日毎に山の丸み増す   
春疾風乙女の髪を乱しけり
軒燕出入りの忙し道の駅
小林 好子





   
   
   
   
津軽路や訛り懐かし花リンゴ  
雨だれの音ぽつぽつと桜餅
虚子庵の長き睫毛か牡丹蕊

 



佐々木終吉






   

   
風船を離せば悲し空の色     
小布施路の雪のごとくに花林檎

佐藤 かずえ










   




春雨や下駄音響く谷戸の茶屋 
今年また同じ処に福寿草






   佐藤さゆり
   



   
みちのくの風まだ粗し花りんご 
ゴム風船頭に捩じりたこ焼屋
よく笑ふ少女と隣る桜餅
  中川 あゆ
   
         
         







   
花冷えの鐘搗き堂や昼深し  
みはるかす空深きまでゴム風船








  山崎ちづ子 






   
   
         
           
   



   
青々と胞子つらなる春の苔
窓越しの小さき芽をだす黄水仙

吉田みどり

   







薬売り紙風船のおまけかな 
雲ひとつ無き浅間麓花りんご
にしひがし作りの違ふ桜餅














湯本 半才
   
渓流の音も豊かに花山葵
日輪の白皪に映ふ水芭蕉
風船も風船売りも鉢巻す
潮の香の鋤き込む蜑の畑打











山田   礁

   
僧綱の襟さながらの水芭蕉 
しゃぼん玉夕陽くるみて連れさるる
湯めぐりの肩に名残の春の雪

山田 鯉公







    























バック映像は嬬恋村・万座」鹿沢駅口、・吾妻川沿いのさくら



◎春の遅い当地ですがやっと麗か日和を賜りました。ほんの5、6分の処に有る渓流にミニミニ吟行。水芭蕉、カタクリ、花山葵が旬でした。
 ささやかな感動を積み重ね俳句の引き出しを増やしてゆく所存です
                         (つぐ子)


◎次回 五月八日(水)午後六時半 柴山宅
 兼題二句 初夏 郭公 新緑 当期雑詠三句

◎▼アラカルト▲◎

★有志で北向観音 無言館等、塩田平周辺吟行を実施しました。

 塩田平吟行               山崎ちづ子

三月三十一日塩田平吟行に行ってきました。高台にある前山寺駐車場に辛夷の樹が一本あり見事に白い花を咲かせていました。
その先には上田市の街を一望する事が出来素晴らしい景色でした。
前山寺名物のくるみおはぎ、春を告げる辛夷の花。初ざくらと新鮮なものに触れあいながら、また俳句と格闘の思い出深い楽しい一日となりました。



 無言館ゆるき坂道初ざくら        ちづ子
 野面積む垣の盤石青き踏む (北向観音)

          (13.4.15)つ





3月の八王子の風景


馬酔木


椿蕊


花だいこん


海棠


浅川の桜


むらさきケマン


姫踊り子草



ハナミズキ



十二単



筆リンドウ



キソケイ



モッコウバラ



フジ


一輪草



ヤマブキ草






 


2013/4/22  句会々員・佐々木終吉制作




TUGUKOAN KITAKARUIZAWAKUKAI      主宰・柴山つぐ子 戻る