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第147回 北軽井沢句会  平成28年 (2016年) 

平成28年7月13日(水)午後6:30 管理事務所


 兼題二句 鮎 月見草 昼寝 当期雑詠三句



photo by yasuhiro
 




化粧塩いさぎよきかな鮎の串             

仲見世の脚絆の男三尺寝

青すすき羽根あるものを止まらせて

六里原オムレツ色に月見草









 
柴山つぐ子 



今はなき鉄道官舎月見草
             
鮎解禁待つや未明の小酒盛り

青すだれ吊りてより生る路地模様





  中川冬紫子
天窓の日差し豆腐屋昼寝どき             

さか上がり背中にまわる夏帽子

遠ざかる母の日傘や夕陽かな







  小林 好子
月見草上げ潮時か見舞の途
              
昼寝さすむずかる児より嫁が先

品書に岩魚御膳と加へけり





          
  山田  礁 
学舎に我のみ老いて昼寝覚              

距離おきて陣笠構へ鮎の川

虫担ぐ蟻の行方や日暮るる



      

      
  岡田 久男
ひたすらに昼夜色替ふ月見草             

湯あがりに庭の静けさ天の川






      
  岡村妃呂子 
 
束の間と思ふ昼寝や夕餉どき             

戦ひと決めて取り組む草いきれ



  


          
  小林 尊子
梅雨夕焼お地蔵さんも頬笑めり
            
すれ違ふ浴衣姿の父娘かな







         
  黒岩 章 
取り立ての野菜の上の冷奴
               
捥ぎ立ての日向の匂ふトマト食ぶ








  佐藤かずえ
捨てられし鬼つ葉残るキヤベツ畑            

朝の日に凛としてをり虎の尾草






              
  佐藤さゆり 
ラムネ玉突けば青春蘇る               

簗の鮎踊る飛沫の眩しけり





            
  佐々木終吉 
海の日や日記のページ雨模様
              
天然の色ひときはに鮎釣るる







 
  武井 康弘 
夏の日に木影探してうろうろと
             
道端の命を燃やす初蛍
          





            
  星野恵美子
雨雲のかかる火の山夏燕
                
子に添うて心地よき風昼寝かな

穏やかに過ぎし一日や夏だより







  山崎ちづ子 
ツーリング風をかき分け夏盛ん
             
のど自慢遠くに聞こゆ昼寝かな

石垣に顔出しており屋敷蛇


 
  橫沢うだい 
     

 
          
  


 

★ 高原野菜と観光の当地です。そろそろ始まる繁忙期ゆえの句会は月並み俳句でした。季語なし,季重なり、誤字脱字などポロポロ。基本に、初心にと踏ん張るコトですか。忙中閑を楽しみましょう。(柴山つぐ子)

                      
おしらせ
★山荘特別句会
日 時 七月三十一日(日)集合午後一時(柴山庭)会費 千五百円

  
小諸俳句祭りのお帰りの折お寄り頂くこと恒例となっています。
伊那男主宰はじめ銀漢メンバーの連衆の胸を借りての本部合同句会数少ない親睦とご指導頂く良い機会です。万障繰り合わせの上ご
参加頂きますようお願い致します。
★北軽井沢句会にとってもこのバーベキュー句会は恒例のものです。お近くの知人ご友人を是非お呼び下さい。ゲストは無料です。


●吟行について
恒例の一泊吟行ですが、有力候補{日光}ですが東照宮が現在修理中のコトもあり、今回日帰りバス吟行でも良いのではとの意見あり。
 日時 九月二十八日(水)会費一万円位
 目的地 鮎 簗場など。(詳細は近日幹事より)


▼夏本番。ご自愛のうえご活躍くださいますよう。(16.7.15.つ)








2016/7/17   更新





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