2006/04/15


 どうして・・?ジム・ウィリスの紹介のページ。






■今、ペットを愛している方に、是非読んで頂きたくて、ご紹介しました。
著者から一言・・・・ジム・ウイリス

私が
「どうして?」を書いた時涙を流したように,貴方もこれを読んで同じく涙を流してくれたのだとすれば,それは・・・
毎年アメリカとカナダで死ぬ何万匹ものペット達に捧げられた涙です。非営利目的であれば著作権を明記してこの話をぜひ配信してください。




■一番大切な事 。          たしかな事・・・。
一番大切なことは、特別なことではなく
ありふれた日々の中で、君を
今の気持ちのままで、見つめていること

忘れないで、どんな時も、きっとそばにいるから
その為に撲らは、この場所で
同じ風に吹かれて、同じ場所に生きてるんだ
時を越えて君を愛せるか
本当に君を守れるか・・
空を見て考え、君のために今何ができるか・・。

         ■小田和正(たしかなこと・・♪から)

どうして・・?                                     


                                     ジム・ウイリス

ボクの3ヵ月の頃。


レアールに来た日は雪だった。
僕がまだ仔犬だった頃,貴方は僕の可愛いしぐさを笑ってくれました。
貴方は僕の事を「息子」と呼びました。僕が靴や枕を噛んでしまったりしたけれど,貴方のベスト・フレンドになれました。
僕が何か悪い事をした時,貴方はぼくを指さし「どうして?」と聞いたよね。
でもすぐに許してくれて、僕のお腹を優しく撫でてくれました。
                    
貴方はとても忙しかったので,僕の躾は思っていたより長くかかったけど,なんとか一緒に遣り遂げました。
昔一緒にベッドで寝て,貴方の心の秘密に耳を傾けたり,これほど幸せな人生はないと信じていました。
一緒に散歩に出かけたり,ドライブに行ったり,アイスクリームを食べたり
(あなたはアイスは犬には悪いからと言ってコーンしかくれなかったっけ?)。
僕は,貴方が会社からかえって来るのを日向ぼっこしながら待っていました。






ご主人とツーリング。



ボクの室内専用籠。
少しずつ貴方は会社で過ごす時間が長くなり,人間の親友を探しに出かけていきました。
私は辛抱強く貴方の帰りを待ち落胆や失恋した貴方を癒め,貴方が間違った選択をしても
小言は言わずいつも貴方が帰って来た時,恋に落ちた時は共に大喜びして飛び跳ねるほどでした。

彼女,,,今では貴方の妻は「犬は人間ではない」と言います。
それでも僕は彼女が来た時は歓迎し,彼女に親しもうと努力し,彼女の言う事を聞きました。
僕は貴方が幸せだったからぼくも幸せでした。
                             
それから赤ちゃんが生まれて,僕も一緒に歓びました。僕は赤ちゃんのピンクの肌そして香りが大好きで,
僕も彼らの世話をしたかった。でも貴方と彼女はぼくが赤ちゃん達を傷付けるのではないかと心配して,
僕は殆どの時間を別の部屋か犬小屋で過ごすようになりました。
僕も本当に彼らを愛したかった。でもぼくは「愛の囚人」になってしまいました。
            
             

ボクの最近のイラスト。

ちばてつや氏(漫画から・・)
あの子達が成長すると僕は彼らの友達になりました。僕の毛につかまって立とうとしたり,
僕の目に指を突っついたり,僕の耳をひっぱったり,僕の鼻にキスをしてくれました。
僕はあの子達の全てを愛し,あの子達に触られる事に喜びを感じました。
何故なら貴方はもう殆ど僕に触れてくれなくなっていたから。
そして僕は必要なら命をかけてもあの子達を守ってもいいと思いました。
僕はあの子達のベッドに潜り込み彼らの心配事や夢に耳を傾け,
貴方の帰って来る車の音を一緒に待ちわびました。
             
以前は誰かが貴方に「犬を飼っている?」と尋ねると,貴方は財布から僕の写真を取り出して僕の話をしました。
でもこの数年は単に「飼ってるよ」言うだけで話を変えてしまいました。
僕は「貴方の犬」から「単なる犬」へと変わり,貴方は僕にかかる費用を不快に思うようになっていきました。



ボクの専用籠。

専用籠、3つ目。
そして貴方は他の街で新しい仕事を見つけて,ペットを飼ってはいけない住宅に引越すことになりました。
貴方は「家族」の為の最良の選択をしたのかもしれないけれど,昔僕が貴方の唯一の家族だった時代があったよね。
                            
僕はドライブに連れて行ってもらえるのだと思いワクワクしました。
でも,着いたのが動物保護センターだと解った時はまた悲しくなりました。
犬や猫,恐怖と不安の臭いがしました。貴方は書類を記入し「いい飼い主が見つかると思うよ」と言いました。
担当の人達は物悲しげに肩をすくめました。
彼らは「血統書付き」でも中年の犬の現実を知っているのです。  

 


ボクの生後3ヵ月の頃

ご主人とツーリング用マウンテンバイク。
子どもは僕の首輪を掴んで離そうとしませんでしたが,貴方はその指を強引に引き離しました。
「お父さん,だめ!僕の犬と別れるのは嫌だ!」とあの子は叫びました。
僕はあの子の事が心配です。あなたがたったいま息子に教えたことを・・・
友情,忠誠心,愛や責任,そして何よりも生命を尊重するということについて,貴方が息子に教えた事を・・・

貴方は僕と目をあわせず帰り際に僕の頭を軽く撫で,丁寧に僕の首輪とリードを持って帰る事を断りました。
貴方は時間がないと言います。それは僕も同じでした。
                      
貴方が去った後,優しい二人の女性は引越しの事は以前から解っていたのに,
何故新しい飼い主を探そうとしなかったのか,と話していました。
頭を横に振りながら彼女達は「どうしてなの?」と言いました。

忙しいのに彼女達は出来るだけ僕達の世話をしてくれました。
もちろん餌は与えられているけど,もうずっと前から僕は食欲を無くしました。




北軽井沢の冬景色。


クリスマスバージョン。
最初は誰かが僕の檻の前を通る度に,僕は前の方に飛び跳ねました。
貴方の気が変わってまた迎えに来てくれたんだと思い,
今の状況が単なる悪夢だと思い,
そして貴方でなくても僕を愛してくれる誰かが来たのだと願いながら・・・
自分達の運命に気付いていない可愛い子犬達には僕は勝てないと悟った時,
僕は奥の角に蹲りひたすら待ちました。
              
その日の終わりに係員の足音が聞こえ,彼女と一緒に別の部屋に行きました。
とても静かな部屋でした。彼女は僕を台に乗せ,僕の耳をさすりながら「心配しなくていいのよ」と囁きました。
僕の心は今から何が起こるのだろうと不安でいっぱいになりましたが,安心感さえも感じました。

           

ボクのタペストリー。




ボクの5人兄弟。
           
「愛の囚人」となったぼくは最後の日を迎えていました。
でも僕は自分の事よりも彼女の事の方が心配でした。
僕が貴方の機嫌が何時も解っていたように,彼女の気持ちも解るのです。
彼女の心の重荷は非常に大きいものでした。
                                 
彼女は優しく僕の前足に止血帯を巻きました。
彼女の頬には涙が流れています。
僕は昔貴方を慰める時にも何時もしたように彼女の手を舐めました。
それから彼女は慣れた手つきで僕の静脈に注射をさしました。
チクッとしてから薬が体を流れるのを感じました。
僕は眠くなって横たわり,
彼女の優しい目を見つめながら「どうして?」と呟きました。

                      
        

ボクのお母さんのサリー。
2000年18才で虹の橋へ。




ボクのイラスト。
彼女に,僕の犬言葉が解ったのでしょうか。
彼女は「本当にごめんね」と言いました。
彼女は僕を抱きしめ,僕がもっといい場所,無視などされず,虐待や見捨てられる事もない,
この地上とは全く違う愛情と光あふれる幸せなところに行けるようにするのが自分の役目だと教えてくれました。
僕は最後の力を振り絞って尻尾を一度ふり,僕が「どうして?」と言ったのは彼女にではない事を教えたかった。
この言葉は貴方,そう,,,僕の愛するご主人様に向けたものなのです。
僕は貴方の事を考えていたのです。
             
僕は何時までも貴方の事を記憶し貴方を待っています。
僕が貴方を愛したように,貴方が人生で出会う全ての人から愛される事を願っています

                         
        


マウンテンバイク・・。

ボクは一緒に走る・・。
著者から一言:

私が「どうして?」を書いた時涙を流したように,貴方もこれを読んで同じく涙を流してくれたのだとすれば,それは,
毎年アメリカとカナダで死ぬ何万匹ものペット達に捧げられた涙です。非営利目的であれば著作権を明記してこの話をぜひ配信してください。
動物保護センターや獣医のウェブサイト,ニュースレター等で,動物は私達の愛情と暖かい世話を受ける権利がある事,
どうしてもペットを手放さなければならない場合,
他にいい飼い主を探してあげるのは私達の責任である事,全ての生命は大切である事を伝えてください。
無意味な殺しを止め,捨てられるペットが増えないようにする為にも,去勢キャンペーンに協力してください。

                                 
   ジム・ウイリス




■テツのひとりごと・・・・。


ぼくのご主人だよ・・。
■ボクは今13才。ボクは幸せな方だと思うんだ。やさしいご主人だし、散歩も、ツーリング、ドライブも何処に行くの、いつも一緒だから・・ネ。
ボクは・・最近、歩く事もジャンプも、目も、耳も、鼻も昔と比べると、随分衰えてきたと思うんだ。散歩の距離も短くて良くなったし、階段も上がるのに考える時間が必要になって、結局諦めて、ご主人に抱いてもらう事も、登り坂も途中で止める事も・・・。
ボクの自慢の栗毛色も昔に比べたら・・随分薄くなったし・・ネ。
それと・・・寝ている時間も多くなったんだ。
でも・・・今は毎日籠に入ってご主人と寝てるんだ・・。
それと・・
ボクのメールアドレスも有るし、沢山の沢山のボクのイラストを描いてくれ、日記でボクを紹介してくれているし・・・ネ。


ある日・・ボクのファンから・・メール来て・・・
ボクの日記の写真をみて・・・
「ボクが愛されいる顔をしているのわかる」って・・ネ。

ボクは嬉しかったよーー。

ボクも・・そおお思っていたから・・・。 

 
                       by  テツ       2006/4/14
■どうして・・!ジム・ウイリス著





































犬と動物と人間を
愛するあなたに。

犬から届いた手紙。


2006年2月27日発売
価格 1000円(税別)
64P(オールカラー


この物語ーー「犬から届いた手紙」と、
日本で年間約20万頭の犬が「処分」されていることを
知っていてほしいのです。

始めこそ愛されていたが、やがて愛されなくなってしまう犬……。
長年、動物愛護運動を続けている作家、
ジム・ウィリスが犬の気持ちでつづった物語。
インターネットを通じて、世界中で読まれたストーリーを原作に、
石黒が構成&文を手がけ、
木内達朗さんが30点近くの絵を描き下ろしました。

犬を通して語られるメッセージと、やさしいイラストは、
犬と動物と人間を愛する、すべての人の心に響きます。

本編のほか、チャーチルやダライラマによって語られた、
犬にまつわる格言も収録。

■どうして・・?クリックで本を買う事が出来ます。

■どうして・・?本の紹介へ・・・

テツの飼い主から・・・・・
実家のペンションで1993年1月8日に生まれて・・、テツを生後3ヵ月でレアールに来てからもう13年になりました。今考えると・・13年の時の流の早さ・・・・。
テツからは、沢山の沢山の本当に沢山の素晴らしい贈り物をもらいました。感謝、感謝しか有りません。
いつも変わる事のない素敵な、素敵な表情、その一つ、一つ、いつも、いつも、私にかけがえのない物を与え続けてくれます。

これから・・テツは人間と同じように色々と、弱って来るカモ知れません。それに昔よりも頑固になりました。テツのいつも優しい瞳、優しい仕草、そして私に訴えかける姿、食事、散歩、トイレタイム時等・・・出来るだけ・・・できるだけ・・優しく、優しく接し行きたいと思います。


この「どうして・・?」は出来たばかりの近くのドックカフェ「カシュート」さんのプログで最近見たばかりでした。読んで・・どうしても涙腺が緩くなりました。「どうして・・?」をテツのHPに紹介したくて制作しました。1人で多くの方に読んでほしいとおもいました。

                               2006/04/15
  



1993年1月8日生まれ。ボクの昔の画像だよ。右端は生後1ヵ月(実家にて)左は生後3ヵ月過ぎてレアールに来たんだ。たしか・・4月。雪が降っていたんだ・・。この時は鼻が黒かった。けれど・・・大人になったら消えたんだ。
by テツ

                                                                                                                 
2006/4/14





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