■アンディ・ウイリアムスのディスコ・グラフィー




DISCOGRAPHY

ある愛の詩(オリジナル盤)Love Story

■アンディ・ウイリアムスのHP

■ある愛の詩(オリジナル盤)Love Story


1971年 CBSソニー LP
●ある愛の詩
●僕の歌は君の歌
●心の思い出
●サムシング
●イッツ・インポシブル
●愛のプレリュード
●悲しき初恋
●恋するキャンディダ
●ファイア・アンド・レイン
●ローズ・ガーデン
●マイ・スイート・ロード




1. (Where Do I Begin) Love Story
2. Your Song  僕の歌は君の歌
3. For the Good Times 心の思い出 
4. Something
5. It's Impossible
6. We've Only Just Begun 愛のプレリュード
7. I Think I Love You 悲しき初恋
8. Candida 恋するキャンディダ
9. Fire and Rain
10. Rose Garden
11. My Sweet Lord


●ある愛の詩・・・・・・・・
映画「ある愛の詩」のメインテーマ。
フランシス・レイの作品。
日本語バージョンも・・。





●僕の歌は君の歌・・・・・・・・・・
ロック・シンガーのエルトン・ジョンの自作・自演曲。







●心の思い出・・・・・・
カントリ&ウエストタンのヒット・ナンバー。



●サムシング・・・・・・
ビートルズのオリイナル・ナンバー。
編曲は、アーティー・バトラー。




●イッツ・インポシブル・・・・・・・・
ペリー・コモのヒット曲




●愛のプレリュード・・・・・・・・・・・
カーペンターズのヒット曲。






●悲しき初恋・・・・・・・・・・・
パートリッジ・ファミリーのヒット曲。





●恋するキャンディダ・・・・・・・・・・
ロック・グループ「ドーン」のデビューヒット曲。





●ファイア・アンド・レイン・・・・・・・・・・
ジェームス・テイラーの自作自演のミリオン・ヒット曲。



●ローズ・ガーデン・・・・・・・・・・
リン・アンダーソン作詞・作曲。
ビルボードのキャッシ・ボックスのヒット・チャートに登場。







●マイ・スイート・ロード・・・・・・・・・・・
ジョージ・ハリソンの作詞・作曲。







■牛窪成弘氏のライナーノートから引用・・・・・・


1971年 現在、アンディの「ある愛の詩(うた)」シングル盤は、キャッシュ・ボックス、ビルボード誌の全米ヒット・チャートの上位にランクされ、アンデ、ィにとって、久々の快調のヒットとなっている。
このアルバムは、その「ある愛の詩(うた)」をフィーチュアした、アンディの最新アルバムであり、アメリカでは今年(1971年)の2月に発売されたものである。ここで最近のアンディについてちょっと書いてみよう。




ファンの方なら、もうとっくに気づいてらっしると思うのだが、ここ1、2年のアンディィは、どうもすっきりとしない。といっても、一時は離婚を伝えられた“愛妻’’クローディーヌとの家庭生活の問題ではなくて、本職の歌のほうが、すっきりとしないのである。




アンディの歌がおかしくなったのは、日本では1昨年の末ごろに発売になったLP1969年「ハッピー・ハート」のあたりからである。その後、来日記念盤の形になったオズモンド・ブラザースと共演の1970年年「ゲット・トゥゲザー」も、それほど良い出来とは言えず、そのまま、1970年5月の来日ということになってしまった。.
はっきりいって、あの頃のアンディは、まさに不調のどん底だったのではないかと思う。クローディヌも同伴せずに、単身の来日、家庭的にも、最も危険なときだったのではないだろうか。今年いっぱいでアンディは、シンガーを引退するといっている・・・・・。こんな楽屋情報に、ある種の真実味があったのも、スランプ状態のLPに続くあの日本でのステージぶりに原因があった。
しかしその後、アンディは持ち直した。昨年の8月に発売されたアルバム1969年「雨にぬれても」が、そのいわば“カムバック’’を示すレコードである。このレコードは、1968年の1月から昨年の2月にかけての、かなり長期間にわたって吹き込まれたものだが、全盛時代の声のつやが戻り、声量もたっぷり、こまやかな
ントネーションにも十分配慮のいきとどいた、まず申し分のない出釆栄えであった。やれやれまず安泰、と思ったものである。




ところが・・・発売された1970年「アンディ・ウイリアムス・ショウ」を聞くと、どうもまだ安定感がない。この「アンディ・ウィリアムス・ショウ」は、同じタイトルで現在NBC・テレビ・ネットワークで放映中のVTRから、アンディの歌の部分だけをサウンド・トラックの形で収録したもの。ブリッジ音楽と拍手の巧みな挿入で、いわばアンティにとっては初めての実況錦音盤のスタイルになっており、それだけに大変興味深いアルバムなのだが、歌そのものの出来ぐあいは、必ずしも期待したほどではない。


どうも、このところのアンディは、すっきりとふっきれてくれなくて困るのである。しかし、こういうふうに書いていると、それな
らとばかり身を乗り出してくる人がいるだろう。アンディは決してうまい歌手じゃない事実、こんな意見は、もう何年も前から、いろんな人に聞かされている。トニー・ベネットに較ペてみろ、ペリー・コモと比較してみろ、こういうことをいう人もいる。たしかに、アンデイには、トニー・ベネットほどの迫力もないし、ペリー・コモほどの巧者ではない。




しかしアンディには、ぼくが思うのだが、実にナイーブな魅力があった。たとえば、ケーデンス・レコード時代に吹き込まれた曲「聖ベルナディットの村」とか、CBSソニーに移ってからは、アルバム「ラブ・アンディ・デラックス」、l?ポサ・ノバ、ラテンをアンディと」などに代表される魅力である。これらの曲、これらのアルバムがある限り、ぼくは、アンディを超一級のシンガーだと思っている。


もちろん“魅力’’は、年とともに変化していかなければならない。トニー・ベネットのように、いくつになっても強力にうたいまくっている人もいるが、フランク・シナトラのくコロムビア時代〉くキャピトル時代〉 くりプリーズ時代〉 の変化に象徴されるような移り変りを、たいがいのシンガーは、経験しなければならないはずである。




こうしてアンディは、けっきょくのところ、その変化のタイミング、変化の仕方を、少々つかみそこねているのではないだろうか。ここ1、2年の、彼の出来・不出来の差が激しいのも、原因は、彼自身のそういう内面的な迷いからきているものとしか思えない。


だとすれば、あとはその迷いをふリ切れるかどうか、彼のガッツの問題である。アンディにあと10年は歌ってもらいたいと思うぼくは(そしてこのレコードを手になさっている方は、多分みなさんそう思っていらっしゃるにちがいない)、そのガッツの発揮を、心から期待するのである

                 by 牛窪成弘氏のライナーノトから引用












1971年の大ヒット「ある愛の詩」を中心にしあらったベストセラーアルバム。ミリオン・セラー16枚目。






■1971年、日本のCBSソニーから「ある愛の詩」のタイトルでリリースされたオリジナル・アルバム。スランプの真っ直中で発売された1969年の「ハッピー・ハート」次のアルバムもスランプから脱出出来ずにいた頃の1969年「ゲット・トゥゲザー」。
次のアルバム1970年「雨に濡れても」で昔の優しいウォーム・ヴォイス復活・・!。素晴らしいアルバムでした。そして・・このアルバムです。当時この「ある愛の歌」は共作盤が沢山出ていました。・・が・・特に映画音楽が十八番のアンディのシングルは全米のキャッシ、ボックス、ビルボード誌のヒット・チャートにランクされました。アンディ、久々のシングルヒット曲に。映画も今で言う所の「冬のソナタ」風のラブストーリー。映画のラストの「愛とは決して後悔しないこと」の台詞で有名。フランシス・レイの音楽も甘美で美しい曲でヒットしました。アンディも来日で必ず、日本語で歌っていました。アンディの昔の優しい歌声で映画のワンシーンが浮かんできます。

1971年ヒット曲「ある愛の詩」を歌う!


■曲目は・・・
「ある愛の歌」、エルトン・ジョンの「僕の歌は君の歌」、レイ・プライスの「心の思い出」は好きな曲です。ビートルズの美しいバラード「サムシング」、ぺりー・コモのヒット曲「イッツ・インポシブル」、ペリー・コモのも良いけれど、アンディも心温まる。カーペンターズのヒット曲で大好きな「愛のプレリュード」、パートリッジ・ファミリーの「悲しき初恋」、ドーンの「恋するキャンディダ」を軽快に歌っている。ジェームス・テーラーの「ファイア・アンド・レイン」はアンディのダブル録音で・・。そしてレイ・アンダーソンのヒット曲「ローズ・ガーデン」アンディは素直に優しく仕上げている。最後はジョージ・ハリソンの「マイ・スイート・ロード」。
スランプから抜け出したアンディの素晴らしい歌声が聴ける1枚です。アンディ45才。米国でミリオン。セラーに・・


■LOVE STORY CD

プレミア付きの貴重なCDになりました。










■ひさびさに聞く、あたたかく、やさしい声・牛窪 成
アンディ・ウィリアムスがスランプにおちいっているという説は、どうも、もともと僕が流しはじめたものらしい。


もちろん、奇をねらったものでもなんでもなく、僕自身がアンティの大ファンだったので、その“変化〃に、いわばいちはや〈気がついただけのものだったようである。




変化は、アルバム上においては、3年前の1969年「ハッピー
・ハート」に始まる。その後、オズモンド・ブラザース(つまり今細オズモンズ)を帯同した日本公演をはさんで、アンディの状態は、実にかんばしくないままに推移してきた。出されるアルバムは聞くたびにガッがリさせられるし(もっとも唯一の伊汐トがある。1969年「雨にぬれても/アンデイの青春の世界第1集」)、“恋女房クとの離婚寸前劇は伝わるし、その上、ある有力筋の情報による歌手廃業説まで耳に入る始末 やはりカムノヾックは出来ないのかもしれない、と何度か思ったものである。




ところが、ついひと月近くも前、C B S・ソニーレコードの人が、“アンティ・スランプ説の張本人に特に聞いて欲しい と皮肉まじりに手渡してくれたのが、このレコード。つまり、[ゴッドファーザーの愛のテーマ」なのある。


いや、もうこれ以上は、クダクダし〈いうのはよそう。とにかく、このレコード、[ゴッドファーザーの愛のテーマ」は、間違いなくアンティ・ウィリアムスの原点にはかならない。みごとに備舌した声量と豊かなイントネーション、それに加えて、歌に対するじっくりとした解釈力が、美しくブレンドされているのである。とりわけ、解釈力、というよりも、歌に対する攻め口?:??攻略法とで
lもいったほうが当っていそうに思うのだが、その攻め口
に、たくまざる余裕がうかがえるのが、まずなんといっても、うれしいかぎりなのだ。




スランプ時代に体得したものか、スランプ脱出のために苦心惨たんあみ出したものかは知らないが、とにかくこのゆうゆうせまらない取組みが、このアルバムの歌ひとつひとつに、実に大きな生命力を与えていることは、まった〈疑問の余地がない。ことに「ゴッドファーザーの愛のテーマ」など、秀逸中の絃逸。ここまでうたいこんでくれたら、作曲者も作詞者も、双手をあげて感謝しなくてはならぬ。
とにか〈この一枚、最近の新譜ボーカル・レコードがいささか淋しい折りも折り、まさに干天の慈雨。ボーカル・ファン、とりわけアンティ・ファンにとっては、ひさびさに聞く“あたたか〈、やさしい〃声である。
での





■蘇がえった・・、あたたかく、やさしい声・・・・

■ゴットファーザーの愛のテーマ・1972年








■アンディ・ウイリアムスのHP     
1971年 CBSソニー LP


2種類のジャケット・米・国内・UK盤

米・国内同じジャケット







HP探して頂きお手数をおかけ致しました。UK盤ジャケット

『AndyのWikipediaに

・・・UK, Williams continued to reach high chart status until 1978. The albums Can't
Help Falling In Love (1970), Andy Williams Show (1970) Home Lovin Man ( #1 1971),
Solitaire (1973), The Way We Were (1974) and Reflections (1978) all reached the Top
10.・・・

と記載されていたので』

71年にUKアルバムチャートで1位の「Home Lovin Man」 とはどの様なアルバムなのか
知りたく他の中古レコードHPでアルバムの画像に曲目が記載がありアメリカで発売された
オリジナルアルバムの「Love Story」がイギリスでは「Home Lovin Man」に替わっていて
残りの10曲収録曲が同じなので(「Love Story」はイギリスではシングルとして発売されて、
後に別の形でアルバムに収録されたと思われるのですが)

以前 掲示板で教えて頂いた72年発売のLP「Alone Again 」がイギリスでは
LP「First Time Ever I Saw Your Face 」と変わり収録曲も違い、新しく聞く曲もありした。
(CD化されています)

イギリスではアメリカと違った曲がオリジナルアルバムとして発売されている様ですので、
70年発売のLP「Can't Help Falling In Love 」が中古レコードHPに画像と曲数しか
記載されておらず、別の曲が収録されているのか知りたく今回投稿でお尋ね致しました。

探して頂いたHPの曲目を見ますと、US盤LP「Raindrops Keep Fallin' On My Head」
の収録曲「Sweet Memories」がUK盤LP「Can't Help Falling In Love」では
「It's So Easy」に変わっているようですね。
たしか「It's So Easy」は当時日本では発売されておらず輸入盤CDで初めて聴きました。

又、管理人様に探して頂いたHPでLP「Home Lovin Man」の曲順もわかりました。

1. Home Lovin' Man
2. Your Song
3. For The Good Times
4. Something
5. It's Impossible
6. We've Only Just Begun
7. I Think I Love You
8. Candida
9. Fire And Rain
10. Rose Garden
11. My Sweet Lord

1曲目のUS盤「Love Story」がUK盤「Home Lovin' Man」に替わっていて、後の収録曲順
は同じ。

昔は輸入レコード店でAndyのUS盤LPはありましたが、UK盤はありませんでした。
今はAndyの情報を管理人様のHPをはじめネットで知ることができ便利になりました。

ありがとうございました。


1. (Where Do I Begin) Love Story
2. Your Song
3. For the Good Times
4. Something
5. It's Impossible
6. We've Only Just Begun
7. I Think I Love You
8. Candida
9. Fire and Rain
10. Rose Garden
11. My Sweet Lord



2008/12/16 掲示板より takashi様からの情報です。

Andy Williams Orijinal Album Collection vol.2/全8枚/CD紙ジャケット。
画像上でWIKIPEDIAにリンクします。It link
       
       
       
     

Andy Williams Orijinal Album Collection vol.1/全8枚/CD紙ジャケット。
画像上でWIKIPEDIAにリンクします。It link


 
♪ We've Only Just Begun/遙かなる影


1971年アルバム『Love Story

 
1. (Where Do I Begin) Love Story
2. Your Song  僕の歌は君の歌/Elton John バージョンで。
3. For the Good Times 心の思い出 好きな曲。
4. Something
5. It's Impossible/Live バージョンで。
6. We've Only Just Begun 愛のプレリュード
7. I Think I Love You 悲しき初恋
8. Candida 恋するキャンディダ
9. Fire and Rain
10. Rose Garden/Lynn Andersonバージョンで。
リン・アンダーソン作詞・作曲。
11. My Sweet Lord


■牛窪成弘氏のライナーノートから引く・・。

1971年 現在、アンディの「ある愛の詩(うた)」シングル盤は、キャッシュ・ボックス、ビルボード誌の全米ヒット・チャートの上位にランクされ、アンデ、ィにとって、久々の快調のヒットとなっている。
このアルバムは、その「ある愛の詩(うた)」をフィーチュアした、アンディの最新アルバムであり、アメリカでは今年(1971年)の2月に発売されたものである。ここで最近のアンディについてちょっと書いてみよう。

ファンの方なら、もうとっくに気づいてらっしると思うのだが、ここ1、2年のアンディィは、どうもすっきりとしない。といっても、一時は離婚を伝えられた“愛妻’’クローディーヌとの家庭生活の問題ではなくて、本職の歌のほうが、すっきりとしないのである。

アンディの歌がおかしくなったのは、日本で発売になったLP1969年「ハッピー・ハート」のあたりからである。その後、来日記念盤の形になったオズモンド・ブラザースと共演の1970年年「ゲット・トゥゲザー」も、それほど良い出来とは言えず、そのまま、1970年5月の来日ということになってしまった。.
はっきりいって、あの頃のアンディは、まさに不調のどん底だったのではないかと思う。クローディヌも同伴せずに、単身の来日、家庭的にも、最も危険なときだったのではないだろうか。今年いっぱいでアンディは、シンガーを引退するといっている・・・・・。こんな楽屋情報に、ある種の真実味があったのも、スランプ状態のLPに続くあの日本でのステージぶりに原因があった。
しかしその後、アンディは持ち直した。昨年の8月に発売されたアルバム1969年「雨にぬれても」が、そのいわば“カムバック’’を示すレコードである。このレコードは、1968年の1月から昨年の2月にかけての、かなり長期間にわたって吹き込まれたものだが、全盛時代の声のつやが戻り、声量もたっぷり、こまやかな
ントネーションにも十分配慮のいきとどいた、まず申し分のない出釆栄えであった。やれやれまず安泰、と思ったものである。

ところが・・・発売された1970年「アンディ・ウイリアムス・ショウ」を聞くと、どうもまだ安定感がない。この「アンディ・ウィリアムス・ショウ」は、同じタイトルで現在NBC・テレビ・ネットワークで放映中のVTRから、アンディの歌の部分だけをサウンド・トラックの形で収録したもの。ブリッジ音楽と拍手の巧みな挿入で、いわばアンティにとっては初めての実況錦音盤のスタイルになっており、それだけに大変興味深いアルバムなのだが、歌そのものの出来ぐあいは、必ずしも期待したほどではない。
どうも、このところのアンディは、すっきりとふっきれてくれなくて困るのである。しかし、こういうふうに書いていると、それな
らとばかり身を乗り出してくる人がいるだろう。アンディは決してうまい歌手じゃない事実、こんな意見は、もう何年も前から、いろんな人に聞かされている。トニー・ベネットに較ペてみろ、ペリー・コモと比較してみろ、こういうことをいう人もいる。たしかに、アンデイには、トニー・ベネットほどの迫力もないし、ペリー・コモほどの巧者ではない。

しかしアンディには、ぼくが思うのだが、実にナイーブな魅力があった。たとえば、ケーデンス・レコード時代に吹き込まれた曲「聖ベルナディットの村」とか、CBSソニーに移ってからは、アルバム「ラブ・アンディ・デラックス」、l?ポサ・ノバ、ラテンをアンディと」などに代表される魅力である。これらの曲、これらのアルバムがある限り、ぼくは、アンディを超一級のシンガーだと思っている。

もちろん“魅力’’は、年とともに変化していかなければならない。トニー・ベネットのように、いくつになっても強力にうたいまくっている人もいるが、フランク・シナトラのくコロムビア時代〉くキャピトル時代〉 くりプリーズ時代〉 の変化に象徴されるような移り変りを、たいがいのシンガーは、経験しなければならないはずである。

こうしてアンディは、けっきょくのところ、その変化のタイミング、変化の仕方を、少々つかみそこねているのではないだろうか。ここ1、2年の、彼の出来・不出来の差が激しいのも、原因は、彼自身のそういう内面的な迷いからきているものとしか思えない。

だとすれば、あとはその迷いをふリ切れるかどうか、彼のガッツの問題である。アンディにあと10年は歌ってもらいたいと思うぼくは(そしてこのレコードを手になさっている方は、多分みなさんそう思っていらっしゃるにちがいない)、そのガッツの発揮を、心から期待するのである

            by 牛窪成弘氏のライナーノトから引用




1971年の大ヒット「ある愛の詩」を中心にしあらったベストセラーアルバム。ミリオン・セラー16枚目。



■1971年、日本のCBSソニーから「ある愛の詩」のタイトルでリリースされたオリジナル・アルバム。スランプの真っ直中で発売された1969年の「ハッピー・ハート」次のアルバムもスランプから脱出出来ずにいた頃の1969年「ゲット・トゥゲザー」。
次のアルバム1970年「雨に濡れても」で昔の優しいウォーム・ヴォイス復活・・!。素晴らしいアルバム。そして・・このアルバム。当時この「ある愛の歌」は共作盤が沢山出ていました。・・が・・特に映画音楽が十八番のアンディのシングルは全米のキャッシ、ボックス、ビルボード誌のヒット・チャートにランクされた。アンディ、久々のシングルヒット曲に。映画も今で言う所の韓流・・「冬のソナタ」風のラブストーリー。映画のコピー「愛とは決して後悔しないこと」で有名。フランシス・レイの音楽も甘美で美しい曲でヒット。アンディも来日で必ず、日本語で歌っていた。アンディの昔の優しい歌声で映画のワンシーンが浮かんでくる。管理人。

1971年ヒット曲「ある愛の詩」を歌う!


■曲目は・・・
「ある愛の歌」、エルトン・ジョンの「僕の歌は君の歌」、レイ・プライスの「心の思い出」は好きな曲。ビートルズの美しいバラード「サムシング」、ぺりー・コモのヒット曲「イッツ・インポシブル」、ペリー・コモのも良いけれど、アンディも心温まる。カーペンターズのヒット曲で大好きな「愛のプレリュード」、パートリッジ・ファミリーの「悲しき初恋」、ドーンの「恋するキャンディダ」を軽快に歌う。ジェームス・テーラーの「ファイア・アンド・レイン」はアンディのダブル録音で・・。そしてレイ・アンダーソンのヒット曲「ローズ・ガーデン」アンディは素直に優しく仕上げている。最後はジョージ・ハリソンの「マイ・スイート・ロード」。
スランプから抜け出したアンディの素晴らしい歌声が聴ける1枚です。アンディ45才。米国でミリオン。セラーに・・管理人。

2013/2/18    更新




Candida 恋するキャンディダ -1971




♪It's Impossible




It's Impossible (Year 1971) イッツ・インポッシブル




♪. Your Song


Elton John Your Song Andy Williams Show 1970



Your Song / Your Song


For the Good Times 心の思い出




2013/3/20   更新