| アンディ・ウイリアムス考・・・2010/02/12 | 
         
        
           
           ゴット・ファーザーのライナーノートから。 
           
           
          ■牛窪成弘氏のこのアルバムについてのライナーノートから引用・・・・・・ 
       
       
          1971年、アンディの「ある愛の詩」のシングル盤は、キャッシュ・ボックス、ビルボード誌の全米ヒット・チャートの上位にランクされ、アンデ、ィにとって、久々の快調のヒットとなっている。 
          このアルバムは、その「ある愛の詩」をフィーチュアした、アンディの最新アルバムであり、アメリカでは1971年の2月に発売されたものである。ここで最近のアンディについてちょっと書いてみよう。 
       
       
       
       
      ファンの方なら、もうとっくに気づいてらっしると思うのだが、ここ1、2年のアンディィは、どうもすっきりとしない。といっても、一時は離婚を伝えられた“愛妻’’クローディーヌとの家庭生活の問題ではなくて、本職の歌のほうが、すっきりとしないのである。 
       
       
             
          アンディの歌がおかしくなったのは、日本では1昨年の末ごろに発売になったLP1969年「ハッピー・ハート」のあたりからである。その後、来日記念盤の形になったオズモンド・ブラザースと共演の1970年年「ゲット・トゥゲザー」も、それほど良い出来とは言えず、そのまま、1970年5月の来日ということになってしまった。 
           
           
           はっきりいって、あの頃のアンディは、まさに不調のどん底だったのではないかと思う。クローディヌも同伴せずに、単身の来日、家庭的にも、最も危険なときだったのではないだろうか。今年いっぱいでアンディは、シンガーを引退するといっている・・・・・。こんな楽屋情報に、ある種の真実味があったのも、スランプ状態のLPに続くあの日本でのステージぶりに原因があった。 
           
           
           
           
           
           しかしその後、アンディは持ち直した。昨年の8月に発売されたアルバム1969年「雨にぬれても」が、そのいわば“カムバック’’を示すレコードである。このレコードは、1968年の1月から昨年の2月にかけての、かなり長期間にわたって吹き込まれたものだが、全盛時代の声のつやが戻り、声量もたっぷり、こまやかなイントネーションにも十分配慮のいきとどいた、まず申し分のない出釆栄えであった。やれやれまず安泰、と            思ったものである。 
       
       
       ところが・・・発売された1970年「アンディ・ウイリアムス・ショウ」を聞くと、どうもまだ安定感がない。この「アンディ・ウィリアムス・ショウ」は、同じタイトルで現在NBC・テレビ・ネットワークで放映中のVTRから、アンディの歌の部分だけをサウンド・トラックの形で収録したもの。ブリッジ音楽と拍手の巧みな挿入で、いわばアンティにとっては初めての実況錦音盤のスタイルになっており、それだけに大変興味深いアルバムなのだが、歌そのものの出来ぐあいは、必ずしも期待したほどではない。 
       
       
          どうも、このところのアンディは、すっきりとふっきれてくれなくて困るのである。しかし、こういうふうに書いていると、それならとばかり身を乗り出してくる人がいるだろう。アンディは決してうまい歌手じゃない事実、こんな意見は、もう何年も前から、いろんな人に聞かされている。トニー・ベネットに較ペてみろ、ペリー・コモと比較してみろ、こういうことをいう人もいる。たしかに、アンデイには、トニー・ベネットほどの迫力もないし、ペリー・コモほどの巧者ではない。 
       
       
       
       
          しかしアンディには、ぼくが思うのだが、実にナイーブな魅力があった。たとえば、ケーデンス・レコード時代に吹き込まれた曲「聖ベルナディットの村」とか、CBSソニーに移ってからは、アルバム「ラブ・アンディ・デラックス」、「ポサ・ノバ、ラテンをアンディと」などに代表される魅力である。これらの曲、これらのアルバムがある限り、ぼくは、アンディを超一級のシンガーだと思っている。 
           
                  
            
            
            
            
              
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                        ■ラブ・アンディ・デラックス・・・・・国内オムニバス盤・・・CBSソニー名義盤 
                         
                         
          愛のひとこと、ウォッチ・ホワット・ハプンズ、恋の面影、瞳を見つめて、ワインより甘いキッス、わが心のペギー、君にくちづけ、そして今は、もう離さない、君はひとり、ホリー、あなたを捨てるなど、神のにぞ知る。 | 
                       
              
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          ■ボサ・ノバ・ラテンをアンディと・・・・・国内オムニバス盤・CBSソニー名義 
                         
                         
          夜もすがら、サニー、サマー・サンバ(ソー・ナイス)、メデテーション、フェイス・アイ・ラブ、ウォッチ・ホワット・ハプンズ、恋の面影、クワィエット・ナイト、プリティ・バタフライ、ザ・モア・アイシーユー、スパニッシュ・アイズ、愛しあった二人、ハウ・インセンシティブ、ビギン・ザ・ビギン | 
                       
                      
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      もちろん“魅力’’は、年とともに変化していかなければならない。トニー・ベネットのように、いくつになっても強力にうたいまくっている人もいるが、フランク・シナトラのくコロムビア時代〉くキャピトル時代〉 くりプリーズ時代〉 の変化に象徴されるような移り変りを、たいがいのシンガーは、経験しなければならないはずである。 
       
       
       
       
      こうしてアンディは、けっきょくのところ、その変化のタイミング、変化の仕方を、少々つかみそこねているのではないだろうか。ここ1、2年の、彼の出来・不出来の差が激しいのも、原因は、彼自身のそういう内面的な迷いからきているものとしか思えない。 
       
       
      だとすれば、あとはその迷いをふリ切れるかどうか、彼のガッツの問題である。アンディにあと10年は歌ってもらいたいと思うぼくは(そしてこのレコードを手になさっている方は、多分みなさんそう思っていらっしゃるにちがいない)、そのガッツの発揮を、心から期待するのである。 
           
           
           
           
           
           
           
           
                                     by 牛窪成弘氏のライナーノトから引用 
           
                  
            
              
                 
            《ひさびさに聞くあたたかく、やさしい〃声》牛窪 成弘 
             
             
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                アンディ・ウィリアムスがスランプにおちいっているという説は、どうも、もともと僕が流しはじめたものらしい。 
             
             
             
            もちろん、奇をねらったものでもなんでもなく、僕自身がアンティの大ファンだったので、その“変化〃に、いわばいちはや〈気がついただけのものだったようであ 
            る。 
             
             
             変化は、アルバム上においては、3年前・1969年の「ハッピー・ハート」に始まる。その後、オズモンド・ブラザース(つまり今のオズモンズ)を帯同した日本公演をはさんで、アンディの状態は、実にかんばしくないままに推移してきた。出されるアルバムは聞くたびにガッ リさせられる。 
             
             
             
             
             もっとも唯一の伊汐トがある。1969年「雨にぬれても/アンデイの青春の世界第1集」)、“恋女房クとの離婚寸前劇は伝わるし、その上、ある有力筋の情報による歌手廃業説ま 
            で耳に入る始末 やはりカムノヾックは出来ないのかもしれない、と何度か思ったものである。 
             
             
             
             ところが、ついひと月近くも前、C B S・ソニーレコードの人が、“アンティ・スランプ説の張本人に特に聞いて欲しい と皮肉まじりに手渡してくれたのが、このレコード。つまり、「ゴッドファーザーの愛のテーマ」なのである。 
             
             
いや、もうこれ以上は、クダクダし〈いうのはよそう。 
                とにかく、このレコード、「ゴッドファーザーの愛のテーマ」は、間違いなくアンティ・ウィリアムスの原点にほかならない。みごとに備舌した声量と豊かなイントネーション、それに加えて、歌に対するじっくりとした解釈力が、美しくブレンドされているのである。とりわけ、解釈力、というよりも、歌に対する攻め口、攻略法とでもいったほうが当っていそうに思うのだが、その攻め口に、たくまざる余裕がうかがえるのが、まずなんといっても、うれしいかぎりなのだ。 
                 
                 
             
            スランプ時代に体得したものか、スランプ脱出のために苦心惨たんあみ出したものかは知らないが、とにかくこのゆうゆうせまらない取組みが、このアルバムの歌ひとつひとつに、実に大きな生命力を与えていることは、まった〈疑問の余地がない。ことに「ゴッドファーザーの愛のテーマ」など、秀逸中の絃逸。ここまでうたいこんでくれたら、作曲者も作詞者も、双手をあげて感謝しなくてはならぬ。 
             
            とにか〈この一枚、最近の新譜ボーカル・レコードがいささか淋しい折りも折り、まさに干天の慈雨。ボーカル・ファン、とりわけアンティ・ファンにとっては、ひさびさに聞く“あたたか〈、やさしい〃声である。 
             
             
             
             
             
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          「ゴット・ファーザー愛のテーマ」の大ヒットの後、息つく間もなくアンディはまた、見事なアルバムを送って来てくれた。 
          1972年発売の「アローン・アゲイン」とタイトルされたこのアルバムは,話題の曲 
          、いかにもアンディ好みのナンバーを集めて,爽やかな仕上がり出楽しませてくれる。 
          長いスランプから抜け出して、「ゴット・ファーザー」の鮮やかな”カムバック”ぶりを見せた後、今度は余裕をもって歌いこんだ1枚。いってみれば、ベテラン、アンディが軽くながしてみせたアルバムである。  by 牛窪成弘 
           
           
           
           
           
          ■アンディが大スターになり得た事・・・・ 
      1.もちろん、アンディ自身の魅力。 
      2.アイオワ州ウォール・レイクといひなびた生誕の地。 
      3.アメリカ合衆国の中産階級的お国柄。 
      4,CBS・レコードの専属になった1961年というタイミング。 
       
      まず@の魅力だが、ここはシンガーとしての良さ・暖かい人柄といったよくいわれる事のほかに、その野暮ったさ、あかぬけなさという要素もくみこまれる?。 
      それはA Bにも関連してくるのだが、つまり、見渡すかぎり農場以外に何もないアイオワ州の片田舎からポッと出た土くさい青年が本来”グラス・ルーツ”(草の根)の質実さを尊ぶアメリカ人の潜在的性格にうまく合致したという事なのである。 
       
      必ずしもきれい事でだけではないにしても、ともかくフロンティア・スピリットでの国を築いてきたアメリカ人。 
      その、いわばコンプレックスが、同じタイプの人間、いかにもスターらしくないスターの出現で、安住の場所を見いだした。 
      安心して、”家族ぐるみ”を接していられる対象を発見した事になる。 
       
      もう一つ、アンディがCBSの専属になったのは1961年の夏の事だが、この年はアメリカにとって、少なくとも表面上、大きな変革の年でもあった。 
      いうまでもなくそれは、ケネディ大統領の出現であり、その唱えるところの”ニュー・フロンティア”のたいまつである。 
      1962年の10月22日、キューバの武力封鎖という強行政策を頂点に、”ケネディの1000日間”は第二次大戦のアメリカがその”愛国精神”を最も顕著に発露したといえる。 
      そういう時、プレスリーの先頭とする狂乱の時代は、当然のごとくひとまず終わりを告げ、愛国的な最大な最大公約は、時代にふさわしい音楽と人を選ばなければならない。 
      南部出身のプレスリーから、草の根のアンディへのスター移動はこうして、実にスムーズに行われた。 
       
      箇条書きにした@ABの条件が、見事Cに流れ込んで、アンディは”「1960年代の声”と称しされる大スターの地位を得たのでる。 
           
           
           
                                         このアルバムのライナー・ノートは牛窪成弘氏 
                   
                   
                   
                   
                    
                   
                  ■この所、好調に波にのるアンディ。 映画「追憶」大ヒットした、「愛のテーマ」を初め、いかにも”ウォーム・ヴォイス”アンディにふさわしいナンバーがずらり。 
                   ファンにとっては間違いなく”こよなき贈り物”といえます。 仕上がりも上々で、アンディ・ウイリアムスの音楽に一番詳しいボク(牛窪氏)が保証しますが、このアルバムは絶対に間違い有りません。 
                   
                   
                  ■アンディの魅力とは・・・・ アンディの歌には、たとえばサミー・ディヴィス・Jrの様な芸人的とか吸引力とか、シナトラの様なドマラマティックな人生とか、ヴィック・ダモンの様なやさいしい声とか、トム・ジョーンズの様なダイナミックの様な汗臭さとか、エンゲルベルト・フンパーディンクの様な甘ったるいフィーリングとか又、ジョニー・マティスのようなあまーーいビロードの様な声などといったものは有りません。 
                   では・・・・・ 歌手としてのアンディにはいったい何がアルかちいえば・・・それは間違いなく、聴く人の心に美しい安心感をもたらす暖かな感情です。 そして・・その感情がこのアルバムを初めから終わりまで一貫して流れているのです。 この、ニュー・アルバムは大変いい物だという事を私は最初に断言したのは、そのために違い有りません。 
                   
                   ■今までの事・・・・ アンディの前作アルバム「シリティアー」ではリチャード・ペリーをプロデューサーとして、今度のこのアルバムでは、マイク・カープにプロデューサーを依頼しています。 43才のアンディが色々な試みに挑んでいる姿勢が良く分かります。 しかし・・・私個人(牛窪氏)の意見から言えば、前作のソリティアーはたしかに上手いけれど、ハートフルな面ではいささかかけていたきらいがあります。 
                   それにひかえ、このアルバムは美しく蘇って、少なくともボクをホットさせてくてくれました。 アンディとい歌手をどう評価するかというリチャード・ペリーとマイク・カーブ両プロデューサーの異なった見解が、かなり明快に出たものとして、はなはだ興味深いふたるのアルバムの違いです。 この。アルバムをお聞きになったついでに、もう1一度聞き比べてごらんになる事をお奨めしたいと思ます。by 牛窪成弘 
                   
                   
                   
                  ■アンディ・ウイリアムは、間違いなく、聴く人の心に美しい安心感をもたらす暖かな感情です。by 牛窪成弘 
                   
                    A面アルバムジャケット 
                   
                   
                    B面アルバムジャケット 
                   
                   
                   
                   
                   
                   
                   
                  管理人から・・・ 私が一番アンディの良き理解者であり、信頼のおける大好きな音楽評論家の”牛窪氏”のライナー・ノートから抜粋し掲載させて頂きました。 リアル・タイムで聴いてきた、アンディの1ファンとして全てが納得の行く・・・そうーーそうーーそのお通り・・・と言わしめる、素晴らしい解説を書かれています。 
                   
                   
                  そして・・その感情がこのアルバムを初め全てのアンディのアルバムに一環して言える事です。 
                   バーブラ・ストライザンド主演の「追憶」ロバータ・フラックの「やさしく歌って」を含むアンディのウォーム・ヴォイス、アンディのこの上もなく美しいヴォーカルの世界の1枚である。 
                  私のお気に入りの1枚のアルバムでもある。 
                   
                   
          管理人・・・・・ 
          アンディのアルバムのライナー・ノートを一番多く登場してるのが牛窪成弘氏です。私はアンディの一番の良き理解者だと思っています。 
           
                 
                                                        2010/02/12更新 
                   
                   
                   ■1974年、CBSソニーから「追憶」のタイトルでリリースされたオリジナル・アルバム。バーブラ・ストライザンド主演の「追憶」、ロバータ・フラックの「やさしく歌って」を含むアンディのウォーム・ヴォイスのこの上もなく美しいヴォーカルの世界の1枚。 アンディの美しくよみがえった声、アンディのとってふさわしいナンバーを歌っている。「愛は夢の中に」「やさしく歌って」が大好き。特に「追憶」はバーブラよりもアンディのが好きだ。全体はハートフルな心温まる選曲。当時アンディは46才。蘇った素晴らしい温かな声と選曲と心温まる歌唱をみせている。私個人的にベストの1枚。今回、アマゾンさんでノイズのないピッカ、ピッカのCDが聴けて大満足・・!星は絶対「5」です。値段も手頃だ。 
                   ●1974年、日本CBSソニーから「追憶」のタイトルでリリースされたオリジナル・アルバム。グラディス・ナイト&ザ・ピップスのヒット曲「めぐり逢い」、「カーペンターズの美しい曲「愛は夢の中に」、ロバータ・フラックの「やさしく歌って」、ダイアナ・ロスの「タッチ・ミー・インザ・モニング」、バリー・ホワイト&ラヴアンリミテッドの歌詞なしのインストルメンタルの曲を歌った「愛のテーマ」、チャーリー・リッチの「朝やけの少女」、そして・・このアルバムのプロデューサーのマイク・カープの作品「あなたのもとへ」、等が収録されています。ウォーム・ヴォイスの美しいヴォーカルが聴けます。 
                   
                   
                   
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| ■牛窪成弘氏 | 
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■ライブ・イン・ジャパン・アルバムの解説者(リンクします) | 
               
              
                  
                 
                 
                  
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                  
                 
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                ■3年前の来日・・・・ 
                三年前(1970年)に来日したときに比べると、たしかに年を取った、という印象でした。もっとはっきり言えば、くっきりと老け込んだ感じさえしてしましました。 しかし・・その額に、ほおに刻まれたいくつかのしわは、ここ数年間の「苦闘」の後であり、と同時にそこから抜け出して大きな成果を勝ち得た、かけがえのない代償だったに違いありません・・・。 
                 
                ■自信に満ちあふれた・・・ 3年前のいわばみじめな日本公演と、今回の自信に満ち溢れた堂々たるステージ。飛躍と言うべき差の間に、悩みがあり、又そのときにデスペレートなものあったのでしょう。 
                 
                ■甦がえったあの温かな声・・・・ 来日前のキャッチフレースどおりのANDY WILLIAMS JAPAN ’73。 今、お聞き頂いているこのレコードがその全てを完全収録したライブ盤。 Andyにとって、20年に及ぶソロ・シンガーとしてのキャリアの中で初めてのライブ・レコーディングは録音状態もまず最良と言うべき、見事な仕上がりになりました。 
                 
                ■ながいスランプを乗り越えて・・・ 長いスランプの後にとりもどした自信が、鮮やかなにみなぎり、その力強い声は会場をひたすら圧倒せずにはおかなかった・・。 
                 ■1,2位を争うアルバム・・・ 数多いAndyのアルバムの中でも、これは1.2位を争う素晴らしいできばえ。 ビューテフルなAndyの全てが、あますところなく収められています・・。 
                 
                ■音楽のもつ感動力・・・・ 
                よみがえった、あのあたたかな声に、会場を埋めた観客はひとしく、音楽のもつ本当の美しさに感動したと思います・・・。by 牛窪成弘 
                 
                 
                  
                 
                        ■1番のAndyの理解者だとおもう・・・・ 
                        アルバムから抜粋しました。 
                        牛窪成弘氏は私は1番のAndyの理解者だし評論家として信頼してます。 
                         
                        Andyのアルバムに何度も解説者として登場してます。Andyへの優しい温かさ溢れる解説者とも思っています・・・ 
                         
                         
                        ■牛窪氏の解説LPは・・・・ 
                        ●いそしぎ 
                        ●ある愛の歌 
                        ●追憶 
                        ●ゴット・ファーザー 
                        ●アローン・アゲイン 
                         
                         
                         
                         
                        ■そして・・名盤「ゴット・ファーザー」誕生・・・ 
                        Andyのスランプをいち早く指摘したのも、牛窪氏でした。(ハッピー・ハート・LP)しかしファンとしては・・・私は収録曲が大好なアルバムですが・・。 
                         
                        Andyの名盤「ゴット・ファーザー」が日本で発売された時に、CBSソニーさんが喜こびいさんでAndyのスランプ宣言したに牛窪氏に聞いてほしくて、もっていったと言うエピソードが有ります。 
                        この「ゴット・ファーザー」がAndyのスランプからの抜け出した記念的アルバムだったのです。牛窪氏も大絶賛していました・・。管理人記( 2010/02/14) 
                 
                         
                         
                         
                         
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                  ■1969年 CBSソニー 「雨にぬれても」についいて・・・ 
                  アンディは語っています。 
                   
                    
                   
                         このアルバムはアンディは、1年半の歳月を要したと言われる。 
      今回は実にいい曲を選んでいます。 
      ビルボードのインダビューから・・・・・ 
       
       
      「そう、私はいつもいい曲を選んでやってきました。そして・・「雨にぬれても」と同じように、サイモンとガーファンクルの歌・明日に架ける橋」は今年最高に素晴らしい歌の一つですね。アルバムを作る時には、新しい曲で、本当に”ビッグ”といえる様なものを選んで、常に時代にそうよういしてきています」 
       
      このアルバムはレコーディングに一番時間がかかりました。ほとんど一年半もかかっているんですよ。取り直しが随分ありました。片面は続けて一つのカットで全部をやってしまう方法で、初めてのレコーディングしたものです。 
      約20分間の中断なしの音楽で、非常に漠然としやり方で物語を語っている様な感じなのです。 
      私はほんお小さな少年の頃のことから始まり、ジョニー・ミッチェルの「青春の光と影」で終わっています。 
      はっきりいって、それがどんな意味を持っているかは、定かではありません。 
      でも・・少年時代の歌から始まって,発展して行くのです。 
      死の中に、母は私に美しいバラの花の伸びていくのをご覧と言います。 
      それから・・少年は成長していき、ついに結婚します。そして多分全てを持ち合わすでしょう。でも・・それが何だか、愛はどんなものなのか、はっきりわからないのです。 
      これは・・とってもいいアルバムで、私も気にいっているのです。 
       
      アンディはこのアルバム中で「ロング・タイム・ブルース」と「恋は終わって」が大好きだと言っています。 
                   
                   
                   
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