標高1100Mの北軽井沢の美しい四季を詠む・・




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第52回北軽句会 平成20年2月13日(2008年)

和食ダイニング・玉船

兼題 かまくら・節分・梅







網走の流氷早ばや接岸す 岡村妃呂子
春遅々の暦と日々の絡み合ふ





かまくらの灯る明かりに望郷す 佐々木終吉
旅果ての夜のしじまに梅ひらく





箒でははけぬ重さや春の雪 清水一静
祝ごとの締めは地酒とずわい蟹







天明の地に立春の風少し 滝沢咲秀
節分会ぎっくり腰の鬼と遇ふ








宿下駄の音からころと春待てり 湯本 巴
人声のざはめきに似し春の出湯







凍解けの幹の周りの土はやし 田村洋子
時折に陽射しの戻る寒の明








掴むもの無くて凍土に立ち竦む 滝沢照香

軒氷柱不揃ひなるも個性かな






張り替えの障子に香る糊湿り
山田公子
寒月の番犬睨みきかせをり





廃屋のなぞえの痩地梅傾ぐ
山田邦夫
頼朝公の隠れ寸土の島水仙






まっさらな巣箱の出入り始まりぬ 柴山つぐ子
空箱は恋する猫の寝所かな











■「和食・ダイニング」で美味しい昼食をいただきました。


■今月の句会・・・・
もちろん俳句の会ですが、気こころの分かり合える同士なら思いつくまま
書くのもいいですね。
今月は湯本さんから投稿がありました。
吟行記など当番を決めて記録していきましょう。
今まで出来なかった事 少しずつでも歩きはじめましょう。
まだ・・寒いです。お体お大切にご健吟ください。

■次回は・・・
日時 3月12日(水)午後1:30分  10区事務所

■兼題 春雨 猫柳 草餅



              北軽井沢 つぐ子便り 柴山都久子記





2008/02/23 句会会員 佐々木終吉制作