TOP 35回 39回 40回 41回 42回 43回 44回 45回 46回
47回 48回 49回 50回 51回 52回 53回 54回 55回 56回
57回 58回 59回 60回 61回 62回 63回 64回 65回 66回
67回 68回 69回 70回 71回 72回 73回 74回 75回  76回 
77回  78回  79回 80回 81回  82回
 
83回  84回  85回  86回 
87回  88回
89回  90回  91回  92回  93回 94回  95回  96回
 
97回  98回  99回  100回   101回 102回  103回  番外編  104回  105回 
106回  107回  108回  109回  110回  111回  番外編  112回  113回  114回 
115回  116回  117回  118回  119回  120回  121回       


2014年 第122回 北軽井沢句会 戻る

   






 第122回北軽句会  平成26年
 
4月13日(日)午後1時 

北軽井沢{すみや}湯本半才宅山宅

★兼題二句 風光る 桜(一般) 春昼 当期雑詠三句


句一般 返り花 当期雑三句





5月の北軽井沢の風景











      






                              

 


              
百年の鉄橋潜るさくら狩  
到着のSLに湧く花の駅
城濠の水面占めたる花筏










  柴山つぐ子 



桜蕊降りゐるガラシャの手水鉢
毛を刈られにはかに羊胴震ひ
御霊屋のすかし彫かな風光る








  中川冬紫子 

みどり子のひとり物言ふ風車
手を合はす静寂の中の百千鳥







岡村妃呂子






大浅間堰落つ音や夕桜 
水門に集めて消ゆる花筏









佐々木終吉







機関車を磨く車掌や桜東風 
あげ舟や桜吹雪の渦中に
岩畳踏まれずに居よ雪柳








佐藤かずえ

木の芽風しぶき飛び込む川下り
SLの汽笛つんざく春の旅







  佐藤さゆり

背山昏る古刹の門や花こぶし 
脱ぐ時に花のひとひら花衣
藻の影を塒にお玉杓子かな









小林 好子

     
被災地の生き抜く強さ下萌ゆる
けもの径ながむる窓辺風光る








小林 尊子

赤飯に大粒の豆入学す
ライオンが飛び出す絵本春うらら
浅間嶺に白きを残し畑を打つ







山崎ちづ子

霞立つ観音堂の萱の屋根
おだやかな木々の間に間に風光る



  鳴釜 和子







摘草の笊を抱へて里ぐらし 
も無き小川の流れ水温む











黒岩 章

山間の雲の谷間や風光る
蒲公英の岬いちめん咲き満つる











上原  妙子

花冷えやひとりテラスの秩父酒 
神前の木々の芽ぶきに己見む













山口 茂

花人の乾門へと雪崩れけり  
信楽焼の田を抜くたぬき風光る
真白なる浅間の嶺や山桜











山田 礁

花めぐり疲れ身癒す憩い石
ぶらんこの座り心地を確かむ子
桜東風茶屋の掛け物揺れ通し
  山田 鯉公 














吾もまた山辺育ちよ山桜 
糠雨にゆくりと目覚む名草の芽



湯本 半才




 
   
竹林の光のこみち風薫る
街川の水面賑はふ花筏






  星野恵美子


                             






★今月の句会処は半才さんのお店にお世話になりました。
 食文化の世界遺産にもなろうかとの[お切り込み]皆で楽しく いただきました。


★次回 五月十四日(水)午後六時半 浅間高原別荘管理事務所(ゴルフ練習所 隣り) 


 
★兼題二句 初夏 若葉 蜻蛉 まつり 当期雑詠三句



★ 句会場所について★

ようやく温かくなり避寒の方も帰って来られ賑やかになっています、句会の場所ですが、概ね柴山宅での会でありましたが会員増加につけ手狭となっています。心有る方方の有難い申し出を頂き、お言葉に甘えさせて頂きたく思います。 

                  (14.4.15 つ)
                   




八王子・湯殿川の風景






モッコウバラ


黄素馨・キソケイ


花水木・ピンク



花水木・ホワイト


花水木/薄紅色


連翹



ヤマブキ




犬ふぐり


雪柳


石楠花



花大根











三葉躑躅



















 

2014/4/22句会会員・佐々木終吉制作




TUGUKOAN KITAKARUIZAWAKUKAI      主宰・柴山つぐ子 戻る