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第136回 北軽井沢句会  平成27年 (2015年) 

 

平成27年7月8日(水)6:30分

当期雑詠 五句

場 所 浅間高原土地別荘管理事務所







 

馬鈴薯の花のむらさき師の母郷
          

杖突きの峠越へけり青田波

梅雨の月伊那の句会の夜更けまで

  柴山つぐ子 









 
 
図書館に詩の朗読や百合香る   

青葉木莬恵那山の隧道出でてすぐ 

犬を見にいつもの親子日々草






  中川冬紫子 





海開子らいっせいの渚かな

海の子を見守る母の日傘かな

窓越しの富士の夕風冷奴




     
  小林 好子
杖を曳く井月句碑や青田みち
              
下町の路地の迷路や釣忍

編笠の奈良井の宿の屋号吊る
            



  山田 礁 

  









遠雷やいきなり頭上に響きけり

手を繋ぎ揃ひの甚平親子かな


  岡村妃呂子
   
        
       
 



ハスカップ摘み取る指の紫に    

ハスカップ葉に溢れゐる玉の水        
 








  小林 尊子 












ラムネ玉突けば青春蘇る
             
鳶の輪や仰ぐ山頂雲の峰

















  佐々木終吉 
空模様仰げば桑の実鈴生りに


釣鐘草小雨模様の絵画展      
             
石段に栗の花敷く資料館









  佐藤かずえ 
 
十薬の群生してをり湖畔べり
      
梅雨晴や岩から岩へ大手振る














  佐藤さゆり 
味噌蔵の梁の塩吹く半夏生
        
笹舟を女の子と流す夏の夕


  武井 康弘
 


   


         






 
 
めまとひにまとひつかれて太鼓橋
         
梅雨寒や抹茶の香リ楽しめる

梅雨晴やパンにバターの馴染みけり






山崎ちづ子







文月や蔵に開かる絵画展

久びさの梅雨の晴れ間のゴルフかな
 
橫沢 宇内 









 


先月の伊那吟行では一人三十句、三百句でしたが今月は何と六十二句。
主宰の言われる火事場の馬鹿力のような興奮と溢れる意欲に満ちた新鮮な句群でしたが。反動でしょうか。残念ながら月並み句会となりました。


●次回八月は定例句会は夏休みです。

●恒例となっている伊那男主宰来村の本部との交流特別句会は八月二日(日)山荘バーベキユー句会を予定しています。
小諸俳句祭り終了後四時頃お見えですが昼頃より準備。各自お忙しい時期ですが万障お繰り合わせ頂き気持ち良くお迎えしたいと思っております。懇親会 合同句会。数少ない主宰直々のご指導を頂きます。出欠を柴山迄お知らせ下さい。


★九月定例句会は九月九日(水)午後六時半
北軽井沢長野原町の武井康弘家。
地図を八月二日にお渡ししますが、地図の無い方は九月九日午後六時。

国道一四六号線「応桑」の信号脇、「セーブオン」集合。

★兼題二句 秋桜 爽やか 秋の蚊 蜻蛉  当期雑詠三句


◎一年中で一番の-輝ける時がやってきました。
高原の贅沢なひとときを大切にして、ご自愛専一にと念じあげ
ます。

                                  (15.7.11.つ)






2015/7/16 更新




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