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2019/4/11更新 


2019年 第177回 北軽井沢句会 戻る




第177回北軽井沢句会  (2019年) 


平成三十一年四月十日(水)

浅間高原管理事務所

兼題 蝶 チューリップ 花まつり 当期雑詠 席題 




2019/4/10  雪便り 
photo by Udai  








 

耕しは天明焼の地裏返す
            
三原山へと向ふ旅人榛の花

法華経に似たる賢治碑蝶の昼

軋ませて回る水車やチューリップ


柴山つぐ子
 
 
   
 
 

 
甘茶仏声掛け注ぐ魔法瓶
            
チューリップ丘の乙女ら髪靡く

山畑のむぐらの朝や蝶生るる 
 
         
             
  小林 好子
 
畏れつも心弾みし灌仏会
            
一念をこの一杓に仏生会

僧正の接待役や花御堂






  岡田 久男
夢の中母と語らふ夜半の春
           
春嵐雪横殴る嬬恋路







  岡村妃呂子
麦青む信濃の里や日暮れどき
          
若みどり武士の夢幾山河(川中島)

合格通知親父一番恵比寿顔
 





  黒岩伊知朗
ナンマンダブ小さき手合はす花まつり
     
畑仕事畝立つ鼻先蝶の舞ふ





 
  黒岩 清子
幼き日甘茶に並ぶ花まつり
                      
万愚節時代を分かつ新元号


           




  小林 尊子 
   
ふらここや空をめぐりし子らの声
        
水門に引き寄せ返す花筏   






佐々木終吉
 
さわ風や咲くも蕾もチューリップ
        
開帳の金網越しの秘仏かな



  佐藤 栄子





 


浅間嶺の風を受けつつ麦青む
            
塗り箸の金のまぶしき百千鳥






  佐藤かずえ


 
                
還暦を迎へし友と花見かな
           
行儀よく咲くチューリップ共に揺る





  武井 康弘 
              
有るがまま包み込むかに春の雪
        
挿してすぐ水かけあがるチューリップ

お揃ひのリックを背負い初桜







  山崎ちづ子 
しんしんと春雪激し里句会
          
雪形のやせては太る農作業


  横沢 宇内

 
 
   



今回の句会は何年ぶりかの大雪で出席者も少人数でしたが多くの
出句の中で先生のアドバイスや吟行の大切さなど大変勉強になり
ました。来月の句会はバラギ湖畔の日帰り吟行となります。
                              {黒岩伊知朗}

   あ ら か る と
次回五月定例句会は日帰り吟行です
  日時  五月八日 午前十一時 現地集合
  場所  バラギ高原キャンプ場 0279 96 0490
  会費  千五百円
  幹事  黒岩伊知朗 090 8102 1872
      黒岩 茂子 090 5312 4250

   拾い読みしました。
●俳句は下手でいい 上手でありながら下手のように感じさせる
 ごろりのろりとした句がよい。

●一生に七句あれば達人。

●選は創作
●俳句はただ作り技術面だけ添削してもらい上手になればよいと
 いうものではない ありとあらゆる事を知りたいと思う好奇心
 こそ大切である。結局俳句とは人間なのだから 


★和気藹々の句会のなかで昼間の句会の提案がありました
 取り敢えず次回はバーベキュウ句会となり丁度山桜の見ごろ
 かと思われます。ご健吟くださいませ。(19/4/11  つ)

                                      



2019/4/11 更新



 


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