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2020/1/11    更新 
2020年 第185回 北軽井沢句会 戻る




第185回北軽井沢句会  (2020年) 


第百八十五回北軽井沢句会々報 

  令和二年一月八日 (水)午後一時  別荘管理事務所

  兼題 新年一般 席題 寒 




長野原町開拓池 by sasaki
白鳥が毎年訪れていた。2008



嬬恋村のポスターに登場・ビュースポット
by sasaki
 PCの収録画像から  四季をを通じて撮影していました。2007



浅間山2020/1/2
photo by Udai




嬬恋村/美しい銀世界
by sasaki 2006




青空を賜る幸や三ヶ日
             
子ら帰る静かな時間五日かな

川底の砂踊りたる四方の春

七昔父の字のあるお年玉     
     


   柴山つぐ子




   
七日粥ほのかに香る野の香り
          
神木の注連縄つつく初雀

初暦早や書込みし句会の日


  小林 好子 



   
しなやかに風の寿ぐ初浅間
          
年玉も入れて彼是荷を送る

雪のつく長靴並ぶ句座の席




  佐藤 栄子 
釣舟のへさき揃へて松飾
            
恵方参り夫には夫の願ひ事

初漁の舟の入り来て鴎湧く




 
  岡田 久男 
初景色予報外れの穏やかさ
           
初鴉一声鳴きて移りけり




 
   岡村妃呂子
茜雲女性浅間に初日の出
            
箱根路へ声援届け炬燵から

村社茅ぶき屋根に寒の月





   黒岩伊知朗
おはしよりの姉のおさがり春着かな
       
にぎやかに神の火囲む去年今年

来てうれし帰ってうれし里帰り






   黒岩 清子
   
 
元日の晴れ着は子等の贈物
           
初日の出玻璃に張りつく光の輪   




 
  小林 尊子 

すれ違ふ破魔矢の鈴や音こぼす
         
持ち寄りの十八番料理や女正月

初明かり六角みくじ音踊る





   佐々木終吉
ストーブに種火を残す夜更けかな
        
長崎の島の灯やクリスマス

夕暮の近づく浅間山榾を継ぐ




 
   佐藤かずえ
鐘の音の祈り続ける初詣
           
新年の腹なでご利益布袋さま



  佐藤さゆり
 

 
ほのぼのと野原を照らす初明かり       
職退けば年々減りし賀状かな

旧友と酒汲みかはす松の内





  武井 康弘
 
仏飯にぱつと下りくる寒雀
           
鱈汁の鍋底さらふ音のして

風に揺れ石より硬き凍豆腐




 
   山﨑ちづ子
がさごそと壁のすき間を嫁が君
        
夕空や頭捻りて去年今年
  横沢 宇内 
     
   








 初句会を迎え地に雪を敷く当地です 心寄せ合う仲間の笑顔が集合佐藤栄子さんの同人祝いも花束とご馳走の中に 春遠からじの候それは又人の心を引き締めるという新たな意味の中で穏やかな喜びの句会でありました。{柴山つぐ子}

            


  ◎ あらかると ◎
● 二月の定例句会は二月十二日(水)午後一時 別荘管理事務所
● 兼題二句 東風(一般) 啓蟄 水温む 当季雑詠二句   席題一句

●佐藤栄子さん同人おめでとうございます。 句会の「心張り棒」の誕生です 平成十五年十月スタートの北軽句会です。 十七年目の喜びの花火です。 栄子同人のご指導を頂きながら結束のお仲間同志俳句という豊かな趣味を楽しみ更に味わい深く膨らませて行きましょう。

●新谷房子さまから絵手紙付きの丁寧な俳句鑑賞を頂きました (百八十四回会報)句会時に紹介させて頂きました。

●新年会にと新谷さんから素敵なチヨコレートを 終吉さん 岡田さんからもご芳志を頂きました。 ありがとうございました。

佐藤かずえさんの御尊父様が亡くなられました謹んでお悔やみ申しあげます

★皆さまにとって穏やかな意義あるお年となりますようお祈り致します。
ご多幸とご健吟を切に!(19・12・17 つ)



20209/1/11   更新

 


TUGUKOAN KITAKARUIZAWAKUKAI      主宰・柴山つぐ子 戻る