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第189回北軽井沢句会  (2020年) 



令和二年五月十三日(水)午前十時 バラギ湖吟行

  バーベキュー句会















伊藤伊那男主宰が○・選句と添削して頂きました。2020/5

○高原の瀬音ゆたかに筆りんどう
         
夫々に生きて巻かれて坐禅草

○木漏れ日にこごみの匂ひ嗅ぎもして

○ほんのり紅色さくら若葉かな
  柴山つぐ子






   
○夜もすがら満月光の植田かな
            
○手に乗らぬほどの軽さや柳絮飛ぶ

○朴の花海風寄する海難碑




  小林 好子 



   
○薫風へ一木一草語り出す
            
○薫風や四方の山並みあふれしむ

カラフルな出番今かと貸しボート

○湖へゆるき坂道余花の風




  佐藤 栄子 
○園児らの整列の遅々鯉のぼり
            
因縁のダム湖の成りし山笑ふ

○筍の固きを好めり父に似て





 
  岡田 久男 
     
誰もいぬ公園の桜満開なり
い→ゐ
             
○猫柳水辺に楚々と芽ぶきけり





 
   岡村妃呂子
日盛りや歳時記片手の湖畔みち
         
○夏の雲湖面を走るつむじ風

雪渓や薄雲の中暮れゆけり
や→○ けり→○


   黒岩伊知朗


   
   
 
延齢草見つけ我が身の命永らむ
         
○桜草白き産毛に守られて

湖畔にて桷の木立の白さかな




 
  小林 尊子 
千里母追ふ空や春の駒
              
海の色初夏の匂ひや太公望

○卯の花の香る狭庭や小糠雨






   佐々木終吉
○尾鰭からたたまれている鯉のぼり
          
○這い上がる数多のつぼみ鉄線花 

い→ひ





 
   佐藤かずえ
○木立ごし浅間に見ゆる残り雪
          
爽やかに湖面を走る春の風

  佐藤洋一郎 
 




 



 
葉桜に静かに落ちる小雨かな
            
○亡き父は甘味好きなり柏餅







  武井 康弘
 
○雪形は鷹舞ふ姿浅間山
              
踏み分けてやつと出会いし坐禅草

風渡る池の向かふに遅桜




 
  山﨑 伸次
○湖の光を貰うあめんぼう
            
山はもう次の季節へ九輪草

湖に映りし雲や若葉寒

○丸太木に掛けて山湖の春惜しむ



 
   山﨑ちづ子
湖のほとりに白き梨の花
            
湿地平ぽかり一輪座禅草

○居場所なくカヌー山積みキャンプ場

 
     
  横沢 宇内 
     
 ■青文字は欠席投句



 



●新緑のバラギ湖に行って来ました。キラキラと光るみずうみ、湖面を走るさざ波、あめんぼうがスイスイ、長閑な一日となりました(柴山つぐ子)
          
   あらかると
★来月 六月十日 {水}午後 一時 管理事務所
 兼題二句 短夜 栗の花 夏燕 雑詠三句
   
                 
●こっそりと出掛けました。バラギ湖です 快晴の風渡る高原、普段は見られぬオフロードの山道、湖の向こう当たりひっそりと深々とさまざまな生き物たちのたたずまい。咲きそうな、咲いている数多の生態が有りました。
足元をしのばせて沢山の発見に子供の様に心躍らせた一日となりました。
 
●句会後バーベキユーを楽しみました。栄子さん、洋一郎さんの顔も久しぶり。
山﨑伸次さん初吟行。ま、楽しくやりましょう(20.5.14.つ)



2020/5/15   更新

 


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